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はじめてのAR16

@HAM RADIO_


はじめに。

AR16とは、AOR社製の広帯域受信機(ワイドバンドレシーバー)です。0.5〜1300MHzという非常に広範囲の電波を受信できる受信機です。この周波数の中には、AM放送やFM放送、TV放送、短波放送、航空無線、救急無線、コードレスホン、アマチュア無線などが含まれており、この受信機一つで聞くことができます。パイロットの交信や救急車の救命活動の迫力ある音声を聞くホビーの一つとして認知されています。これらは一般に向けて送信している放送ではありませんから、聞くことのできる周波数や時間、受信するテクニックなど特別な知識が必要になります。このページでは、通販サイトの投げ売りで入手した人が多いと思われるAR16を例にとり、これらの受信テクニックを紹介します。

鉄筋コンクリートのマンションなどに住んでいる人は外に出てください。ベランダでもよいです。室内ではまず聞こえません。室内で聞くには屋外用アンテナ(5,000円から10,000円程度)と接続ケーブル(コネクタ付き3000円程度から)が必要です。声優ラジオを聞くには、数メートルのビニール線などをアンテナとしてつける必要があります。

いずれにせよ、付属のアンテナは現場付近に接近して聞く人用のものと思ったほうがいいです。



AR16という機種
AOR社のハズレの機種。98年頃39800円で発売。感度の悪さ、意味不明な信号の多さ、低機能、投げやりなマニュアルなど正統的な受信機を期待するとまるでだめ。最近AOR社より3000円程度にて投げ売りされた。この価格を考えると、シンプルな操作性、超小型、超軽量、単3二本の使い勝手のよさなど評価できる。

AORという会社
株式会社エーオーアールは、1977年、アマチュア無線のブームの絶頂期に、通信機メーカーとして登場した。製品の多くはその高性能から業務用や軍用に採用され、実力派メーカーとして知られる。ただし、社外開発の製品も多いらしく、製品の当たり外れが極端に大きい。









サーチモードでコードレスホンを聞いてみる。

決められた2つの周波数の間をスキャンすることを、一般的にサーチモードといいます。たとえば、コードレスホンは、380.2125〜381.3125MHzです。AR16にはこのサーチバンクがあらかじめプリセットされています。

PASSボタンを押すと、その周波数はPASSメモリに記憶され、次から受信できなくなります。PASSメモリは20チャンネル分あり(未確認)、登録していくと古い分から消えていきます。このPASSメモリをクリアするには

このほかにもAR16にはあらかじめ21のサーチバンクがプリセットされています(説明書16ページを参照)。これと同じ要領でスキャンしてください。比較的良く聞こえるのは、バンク3のエアバンド、バンク6の消防、救急、バンク15のタクシー、バンク18のMCA業務無線です。消防、救急の近辺で鉄道も聞こえる。放送と違っていつ通話があるかわからないので、もし何も聞こえなくても、受信機をスキャンさせっぱなしにする。意味不明な信号はすべてPASSボタンでスキップさせ、できるだけ手放しで勝手にスキャンさせるようにするのがポイント。

コードレスホンの場合、たまにモガモガ・・・という音声が聞こえます。これがコードレスホンの音声反転秘話機能です。これを解除するには

  • SETボタンを押してセットモードにする。
  • ダイヤルを回し、SS OFFという表示にする。
  • FUNCボタンを押しながらダイヤルを回し、もっとも良く聞こえる位置に調整する。
  • (音声反転モードをOFFにするには、OFFの位置にする)
  • SETボタンを押してセットモードを抜ける。

※楽天の2回目の投げ売りで買ったやつには音声反転機能はついてません。









マニュアルで周波数、モードを設定してみる。

電源投入時は、前回の周波数、モードのままになっている。たとえば、さっきコードレスホンを聞いたら380.***MHzになってるはず。そこで、FM放送の88.1MHzを聞きたいとしたら(88.1に放送がなかったら、近所のFM放送局の周波数に読み替えること。)

このとき、ダイヤルをひとつ回すと5KHzだけ変化するはず。このまま糞まじめにダイヤルを回していると、めちゃくちゃだるいので、ダイヤルのステップ周波数(可変単位)を変更してみる。

何か信号が入ってきたはず・・・が、しかし、このままだとモード(電波形式、変調の方式)がAMのままなので、FM放送が受信できるモードにしないといけません。

ちなみに受信モードはそれぞれ、

(サーチバンクにFM放送が登録されているが、ここは操作のサンプルということで。)








メモリモードで航空無線を聞いてみる。

あらかじめ周波数はわかってるけど、いつ通信が聞けるかわからない・・・メモリした個別の周波数を順番にスキャンする、これを一般にメモリモードといいます。これが本来の使い方つーかスキャナといわれる所以。ここでは航空無線を例にやってみます。

とりあえずひとつ周波数をメモリに入れます。

上の要領で、次の周波数を登録してください。これらの周波数は全国共通です。

登録できたら、

しばらく放っておくとなんか聞こえてくるはず。ちなみにJALのカンパニーレディオです。昼間に良く聞こえます。つーか夜は国内便は飛んでないので聞こえません。うまく聞こえたら他の周波数も一緒にスキャンしましょう。決まった周波数でノイズが聞こえる場合はPASSを押して次回からスキップさせてください。メモリモードでのPASSメモリをクリアするには、SETモードで MEMO P ALLを選択し、PASSボタンを押します。サーチモードの場合と違うので注意。

メモリスキャンは、メモリバンクごとに行われます。たとえば、Bバンクを選択した状態でスキャンを開始すれば、Bバンクだけを繰り返しスキャンします。実際には、A〜Eまでのメモリバンクは、Aバンク=羽田空港、Bバンク=成田空港、Cバンク=道路公団、というようにジャンルわけして登録し、スキャンします。購入時にはAバンクにメモリが入っていますが、あまりにも支離滅裂なので、削除していいと思います。
FUNCボタンを押しながらBANKボタンを押すと、全バンクを連続してスキャンします。








中波、短波放送を聞いてみる。

広帯域受信機はふつうのラジオと違うしくみで目的周波数に同調しているので、そのままではまったく受信できません。できるだけ大きなアンテナを用意してやる必要があります。面倒なら、とりあえず下の「電灯線アンテナ」という方法があるので試してみてください。

用意するもの

片方はもちろんハリガネを使ってAR16のアンテナ端子につなぐ。で、電線は、窓からだし、できるだけ高く、できるだけ長く空中に出します。2階の窓から、近所の木の枝に引っ掛けるとかするとベター。建物に這わせるのはよくない。あんまり厳密にやらなくても聞こえるので、自分の環境に合わせて試行錯誤してみるとよし。

ラジオ日本

6155 7140 9695 9750 9860 11665 11730 11840 11920 11740 13680 17860 KHz 他 AM

ラジオたんぱ

3925 6055 9595 9760 3945 6115 KHz AM

BPM 中国の標準電波。延々と時刻を放送しつづけている。

5000 10000 15000 KHz AM

(時間帯や混信の状況でもっとも良い周波数を選ぶ。一般に、昼間は高い周波数、夜間は低い周波数が良く聞こえます。周波数はもちろん全国共通。6115KHzは6.115MHzなので念のため。)

海外の短波放送の周波数はこちら。

http://www.asahi-net.or.jp/~vz6g-iwt/sked-j.html

AR16はスケルチという、信号を受信していないときにザーッというノイズを自動で消す機能がある。これは、弱い信号を受信しているとき、音が出なかったり、音が出たり切れたりするのでうざったい。スケルチ機能をOFFにするには、FUNCを押しながらMONIを押す。

お手軽な電灯線アンテナ
ふつうの電気製品についているACコードを、受信機の付属のアンテナにグルグル巻きつけてください。できるだけ多く、きつく巻いてください。もちろんACのプラグはコンセントに差してください。これでアンテナの代わりになります。9600KHzのラジオたんぱくらいなら昼間でも聞けるようになります。電線とハリガネを使って、コンセントの金属部分を、受信機のアンテナ入力部分に直接接触させるのもアリです。つなぐのはコンセントの片方の端子のみ。ただしそのままだと感電死するので、100pFのセラミックコンデンサを間に入れてください。ショートさせたり手に触れると危険なので、意味がわからなければやらないように。









アンテナについて。

木造住宅の2階で、都心部に近ければ付属のアンテナでそこそこ聞こえるかもしれないが、鉄筋コンクリートなどの建物の中からだと、ほとんど聞こえない。窓際に近づいてもほどんど変わらない。そこで、アンテナを外に出す工夫が必要になる。外に出てしばらく聞いてみて、投資する価値があると思ったら、あと1万円ほど出して、それなりのアンテナをベランダに設置すれば飛躍的に聞こえるようになる。

買うものは、

第一電波工業(アマチュア無線用)

http://www.diamond-ant.co.jp/amasin.htm

AOR(広帯域受信用)

http://www.rakuten.co.jp/radiopeak/101481/103840/

設置する際には、できるだけ壁から離すこと。ベランダの手すりでもよい。アンテナの基台を固定する金具などもアンテナ売り場にあるので必要であれば買うこと。

付属のアンテナよりも長いハンディ機用アンテナが市販されているが、受信能力は劇的に改善されるわけではない。それよりもアンテナを外に出し、できるだけ高く上げることが重要。







周波数の資料について。

とくに断りがない場合、周波数は全国共通です。

アクションバンド周波数一覧ページ

よく聞こえるのは、消防無線市町村波、業務用無線(簡易無線)の150MHz帯。ひとつひとつメモリしてスキャンさせるのが基本。携帯、警察は聞こえないので注意。

http://www.kmdkg.jp/ab/ab1.html

周波数データ AR8200用のメモリデータだが中身はテキストなので閲覧可能。地域ごとに整理されている。かなり詳細。

http://www.aorja.com/download/Band8205.exe

盗聴器他多数 消防、救急は夜間でも頻繁に聞こえる。盗聴器は滅多に聞こえない。

http://www9.big.or.jp/~falcom/musen.html

道路公団 高速道路の事故などの情報。近くに高速道路があると、わりと頻繁に聞こえる。

http://isweb18.infoseek.co.jp/school/radiofan/koudan.htm

航空無線 カンパニーレディオ周波数一覧 日本語でわかりやすい航空無線。昼間にかなり頻繁に聞こえる。

http://isweb18.infoseek.co.jp/school/radiofan/airband/company.htm

短波放送 Web上最強の海外日本語放送スケジュール 北朝鮮の平壌の声はおもしろいです。

http://www.asahi-net.or.jp/~vz6g-iwt/sked-j.html


鉄道無線周波数一覧 JR、私鉄両方とも。あまり頻繁に聞こえないが鉄オタ必須。スキャンにテクニックが必要。

http://www.tetsudo.com/link/radio.html

船舶無線(国際VHF) よく聞こえるがあまりおもしろくない。

http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/1124/infovhf.html#pagetop

盗聴器周波数表 盗聴器は滅多に聞こえない。

http://www.page.sannet.ne.jp/yabutaku/frq.htm

韓国語乱数放送 韓国語による意図不明の暗号放送。周波数と出現時間一覧表。

http://www.246.ne.jp/~abi/ransu/kankoku2.htm








隠しコマンド

送信範囲は430〜449MHzくらい、出力10mW程度。PTTはSTARTボタン。ただし変調がかからないようなので意味なし。









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